POSレジ比較 - タブレットPOS・ポスレジを徹底調査

POSレジを導入するべきか迷ったら、まずはご覧ください。POSレジ最新機種、価格、機能を一覧で比較可能です。業種と課題に合った一台がきっと見つかるはずです。

レンタルPOSレジを比較

POSレジを購入するかレンタルするかで迷ったら

POSレジ導入にあたっては高額な投資を避け、できるだけ少ないコストで開始することがベストです。

通常、POSレジを購入すると数十万から数百万円かかりますが、レンタルすると月あたり数千円のコストで済みます。

また、購入してから使い勝手が悪かったとか、保守・サポートがしっかりしていないことがわかった、など不満が出ることもあります。

そのような事態をさけるためにも、最初はレンタルから始めることをおすすめします。

タブレットPOSと一般的なPOSレジどちらを選ぶべきか?

タブレットと一般的な据え置き型のPOSレジの大きな違いは、タブレットの場合、iPadAndroidなど端末自体は自分で購入しなければならず、その費用は当然自分持ち。故障してもPOSレジのメーカーが保証してくれるわけではありません。つまり、お店の営業中にタブレットが故障したり、フリーズして動かなくなっても自力で解決しなければならないわけです。
また、POSソフトはダウンロード、インストールすると無料で使えるものがありますが、小売、飲食、サロンなど業種に特化しているわけではないので、あくまで商品登録機能の付属した計算機的な役割にとどまります。別のソフトと連携させることで、予約管理や売上分析、顧客管理機能をつけることもできますが、操作が複雑化してしまいます。
一方で、据え置き型のレジの場合、POSレジメーカーがハードウェアからソフトウェアまで開発していることや万が一故障したり、トラブルがあった場合にサポートが含まれていることが多いです(有料なものもあります)。POSレジの使用は無料ではありませんが、そのぶん、業種別に特化した機能があり、無料タブレットPOSよりも圧倒的に使いやすくなっています。とはいえ、一括購入すると高額になってしまうため、レンタルや長期での使用を考えた場合リースという方法を取ると導入しやすくなります。

レンタルPOSレジ比較表

名前タイプ対応業種月額POS本体
FreePOS 据置・タブレット 飲食、美容サロン、小売・アパレル、ネットカフェ、カラオケ 4,000円〜8,000円 付属
Airレジ タブレット 多業種 無料 iPad別途購入
スマレジ タブレット 多業種 無料〜12,000円 iPadiPhone別途購入

主なPOSレジメーカー

以下に各主要なメーカーのPOSレジをタイプごとに紹介します。

据え置き型・レンタルPOS

  1. POSレジレンタル | FreePOS(フリーポス)

    飲食、美容サロン、小売・アパレル、ネットカフェ、カラオケと業種別に対応したソフトが付属。顧客管理、予約管理、売上集計、商品管理、在庫管理などの基本機能はもちろん、標準で複数店舗管理も可能。業種ごとに必要な各機能が付属し、月8,000円からレンタルでき、審査も不要。クレジットカード支払いにも対応しています。タブレット型のレンタルもあり、こちらは専用のタブレット端末を使い、4,000円からレンタルができます。
    飲食店では欠かせないオーダーエントリーやバーコード発行、読み取りができる小売向けハンディターミナル、またキャッシュドロアもオプションで追加できます。
    ハードウェア、ソフトウェアともメーカーがPOSレジシステムを開発しているので、カスタマイズも可能。レンタル料金に保守・サポートが含まれています。

タブレット型・無料

  1. 【Airレジ】iPadで使える無料POSレジアプリ | 無料POSレジアプリ - エアレジ

    iPadiPhoneにアプリをインストールすることで無料で利用できます。注文入力・会計、別売りのレシートプリンターを使えばレシートの出力やキャッシュドロアと連携して利用することができます。売上分析、顧客管理、商品管理、在庫管理、Freeeや弥生シリーズなどの会計ソフト連携ができます。

タブレット型・無料〜有料

  1. 料金 | スマレジ - iPad、iPhoneを使った無料で始める圧倒的な高機能クラウドPOSレジ

    クラウド型POSレジ。一店舗だけであれば無料で利用ですが、複数店舗管理の場合は月額4,000円〜12,000円がかかります。

POSレジを今すぐ導入すべき理由

POS(販売時点情報管理)システムを導入することにより、小売店、飲食店、美容サロンなどの店舗運営が劇的に変わります。
では、POSレジでどのように変わるのか?主に次のようなポイントが挙げられます。

POSレジの導入メリット

  1. レジ作業が簡単・正確になる。
  2. 売上データの収集が素早く効率的になる。
  3. 在庫数の把握ができるようになる。
  4. 会員のポイント管理ができるようになる。
  5. 顧客管理・予約管理が可能になる。
  6. 売上状況をリアルタイムに把握できる。
  7. バーコードリーダーやレシートプリンター、釣銭機など周辺機器とも連携できる。

(1)レジ作業が簡単・正確になる。

POS機能のな手打ちレジの場合、商品ごとの値段を都度数字で打たなければなりませんが、POSレジを利用することで一つのボタンごとに商品やメニューを割り当てることが可能なため、数字の打ち間違いがなくなります。
また、クーポンや割引も事前に登録しておくだけで適用することができるため、クーポンを出されるたびに数字をマイナスしたり、といった煩雑な作業がなくなり、ミスを減らすことができます。

(2)売上データの収集が素早く効率的になる。

POSレジに入力された売上は商品・注文メニューごとに自動で登録されるため、一日の閉店時に行う集計作業が圧倒的に楽になります。また、日別・週別・月別での売上集計や商品別の売上集計ができるので、「いつ」「何が」「どれだけ」売れたかのを把握しやすくなります。

(3)在庫数の把握ができるようになる。

商品をバーコードリーダーなどを使い登録しておくことで在庫数を即座に把握できます。これにより、品切れや発注のタイミングを逃すことがなくなり、適正な在庫数を維持することができるようになります。

(4)会員のポイント管理ができるようになる。

ID付きPOSデータにより、会員のポイントプログラムなどのデータと紐付け、「いつ」「何が」「どれだけ」に「誰が」「いくらで」という要素を加え、分析することができるようになります。このことで商品Aを購入した顧客には、次回商品Aの関連商品が出た際に案内メールを送ったり、類似商品のキャンペーン案内を送ったりといったマーケティングが可能になります。

(5)顧客管理・予約管理が可能になる。

顧客ごとの来店頻度や履歴を確認できることで、適切なタイミングでクーポン付きDMや案内メールを行い、来店・購入を促すことができるようになります。予約管理と連携することで予約のバッティングや確認する時間を省き、お客様にとっても面倒を感じさせないスムーズな対応ができます。

(6)売上状況をリアルタイムに把握できる。

通常、一日の営業が終わり、レジ閉めが終わった時点でその日の売上がわかりますが、売上状況をリアルタイムに確認できることで柔軟な販売戦略を立てることができます。また、複数店舗を管理している場合、どの店舗がどんな状況かも即座にわかるようになります。

(7)バーコードリーダーやレシートプリンター、釣銭機など周辺機器とも連携できる。

POSレジだけでなく、様々な周辺機器と連携することでより便利に使うことができます。周辺機器は必要なものだけをオプションとして選ぶことができる場合が多いため、無駄なコストを抑えることもできます。

POSレジとは?

POSレジ(ポスレジ)とは、Point-Of-Sales(ポイント・オブ・セールス)の頭文字を取った略称です。

金銭の出し入れだけを行う従来型のレジ(通称:ガチャレジ、メカレジ)とは違い、売上の集計や販売した商品データの集計、インターネットと接続し、複数店舗の販売状況を一括管理できるものや勤怠管理ができるものがあります。

POSレジの場合、多くは専用ソフトが入っており、アパレル、ドラッグストア、雑貨屋といった小売店向け、美容室や美容院、エステサロン、ネイルサロン、業種は違いますが整体院、整骨院カイロプラクティック、マッサージ店もほぼ同じ仕組みで動くサロン向け、飲食店向け、カラオケ店向け、喫茶店、カフェ向けとそれぞれ異なった機能が入っています。

業種・業態ごとに違うソフトが入っている理由

こちらで紹介する機能はメーカーによって対応状況が違いますので、実際にPOSレジを導入される際は、どういう機能が入っているのかを必ず確認してくだしさい。

【小売店向けPOSレジの特徴】

在庫管理や発注点管理、ハンディターミナルとの連動、管理用バーコードの発行といった在庫状況に関する機能に長けています。

【サロン向けPOSレジの特徴】

売上の集計だけではなく、顧客管理や予約管理も入っています。そのため、電話やネットから予約が入ってすぐに前回いつ来店され、次の予約まで一括で管理できる、というメリットがあります。

【飲食店向けPOSレジの特徴】

予約管理や顧客管理に対応することで、どのお客様がいつ、どのくらいの頻度で来店されているか、どんなメニューが注文されているかなどをチェックすることができます。そのため、売れ筋メニューの把握や新メニューの開発に役立ちます。また、オーダーエントリーと連携することで、ウェイター、ウェイトレスが注文を取って即座に集計が可能になります。

【カラオケ、ネットカフェ向けPOSレジの特徴】

座席管理やルーム管理機能が付くため、現在どの部屋が利用中か、どのくらい利用率があるか、などを分析できます。また座席や部屋単位での注文・料金の集計ができることが特徴です。

【カフェ、喫茶店向けPOSレジの特徴】

飲食店向けに近い機能ですが、前払いに対応していることが他のPOSレジとの大きな違いになります。

このようにPOSレジと一口に言っても利用する業態、業種により用途や機能が大きく違います。 タブレットiPadで利用できる無料POSレジの場合、業種ごとに特化していない場合が多いため、個別のニーズには対応できません。 お店の運営形態や使いたい機能・解決したい課題がある場合、タブレット型無料POSレジよりも有料でも使い勝手や機能の良いPOSレジを選びましょう。

POSレジをいますぐ導入すべき理由